桜 花 礼 讃



眼光、炯炯(けいけい)として、人心を射(い)る





容(かたち)、臈々(ろうろう)にして、雄勁(ゆうこん)なり

四肢、精悍にして、婀娜(あだ)めき

肌膚(きふ)、雪の如く 

頭髪、みどりなす





猛猛しさ、人心を震撼せしめ、

濃艶、人心を惑乱す

濁を知り、浄と化し

懐裡(かいり)、洋々なれど、仮借なし





雄々しきこと獅子の如く

怜悧なること鷹の如く

見事なること孔雀の如く

玄妙なること迦楼羅(かるら)の如し





美しきこと桜花(おうか)の如く

清廉(せいれん)なること百合の如く

高雅なること薔薇(しょうび)の如く

艶なること月来光の如し





艱難辛苦可避ならざり

阿々、已(や)んぬる哉

以て吾病膏肓(こうこう)に入る











※月来光=月下美人





2008年2月2日

Thanks!
さて、どうコメントしたものか(笑)。いかにも、言葉で遊ぶのがお好きな弓さんの面目躍如、という感じですね。雄渾たる魔性・・・という発想には脱帽ものです。弓さん、いつもありがとうございます☆
Uploaded 28 February 2008


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